15分で読める!気になる子がいたらこの本がおススメ!

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学級の中には、必ず気になる子がいますよね。発達障害の可能性があるけど…よくわからないなあ…と困った経験はありませんか?

何十年も前であれば、「ちょっと変わった子」「勉強が全然できない子」「教師の言うことを聞かない子」などと言われていた子も、発達障害が認知されてきた今日においては、個別に配慮する必要性が叫ばれています。

学級の子をなんとかしたいけど、特別支援教育ってなんだか難しそう…と思っている人は少なくないでしょう。

実際に特別支援教育は本当に難しいです。

ぴーちょこ

私も特別支援学級の担任をやったことがありますが、難しいです。奥が深いです。

でも、目の前にいる子どもたちを何とかしてあげたいと思うのが、担任です。しかし、多忙な毎日の中では、なかなか知識を得る時間がとれません。

そんな中、とてもわかりやすく、15分もあれば読める本を見つけました。

この本は以下の人におススメです。

  • 特別支援教育についてあまり詳しくない
  • 勉強したいけど時間がないので、手っ取り早く知りたい
  • 長文を読むのが苦手

表紙の吹き出しに書いてあるように、イラスト盛りだくさんでとてもわかりやすいです。

一部分だけ載せます。

この本の特徴は、

イラストたっぷり、オールカラーで読みやすい。

「幼児編」「小学生編」「中学・高校生編」に分けて掲載されているのでわかりやすい上、幅広い年代の子どもたちへの対応がわかる。

見開き2ページの中に、Q&A形式で「気になる行動」「原因」「対応の仕方」が決まったレイアウトでまとめられており、わかりやすい。

ぴーちょこ

学校で見られる気になる子の行動パターンの多くは、この本に網羅されています。

この本を読むと、学級内の気になる子への見方が変わります。とりあえず、怒っても何も解決しないということがわかります。では、具体的に何をしたらよいのか、例が書いてありますので、実践してみようという気持ちになれます。

小中学生の6.5%に発達障害の疑いがあると言われています。

全国の公立小中学校の通常学級に在籍する児童生徒のうち、人とコミュニケーションがうまく取れないなどの発達障害の可能性のある小中学生が6.5%に上ることが5日、文部科学省の調査で分かった。推計で約60万人に上り、40人学級で1クラスにつき2、3人の割合になる。しかし4割弱の児童生徒は特別な支援を受けておらず、専門家は「支援策を話し合う校内委員会などが十分に機能していない」と指摘している。

日本経済新聞の記事より引用 https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0404C_V01C12A2000000/

今後、インクルーシブ教育がさらに進められていくと思われます。そのため、特別支援教育や発達障害などに関する知識は、これからの教員にとっては必須になるでしょう。

教員は、知識だけではダメです。知識に経験がともなって、初めて教えることの質が上がると思います。

この本を読んでまずは簡単な知識を得て、実際に子どもたちに接してみてください。

先生方も子どもたちも笑顔になれることを願っています。

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この記事を書いた人

元教員。
公立の小中学校で20年間勤務した経験を生かし、今をがんばる先生方を応援するサイトを作っていきます。

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