教師だって、学校へ行きたくない時があって当たり前

元教員のぴーちょこです。

今回は、「教師だって、学校へ行きたくない時があって当たり前」という話です。優秀な先生、周りからデキると言われている先生でも、学校へ行きたくない!と思うことがあります。

それは別に、特別なことではありません。だれだって、学校へ行きたくないと思うことがあるので、あまり悩まないでほしいという思いから、この記事を書いていきます。

教員はストレスが溜まりますよね。

基本的に教員はまじめな人が多いので、責任感から手を抜けない人ばかりです。もちろん、そんな先生に見てもらえる子どもたちは幸せですが。

ただ、教員もストレスが溜まってこれば、学校へ行きたくないと思う時があります。どんなに優秀な先生でも、学校へ行きたくない時が訪れる可能性があります。

精神疾患で休職する公立学校教員が毎年5000人ほどいます。ここ数年は、休職する人が増えてきています。

年度精神疾患による病気休職者数(人)
平成27年度5,009
平成28年度4,891
平成29年度5,077
平成30年度5,212
令和元年度5,478
https://www.mext.go.jp/content/20201222-mxt_syoto01-000011607_02.pdf 文部科学省の資料を参考に作成
ぴーちょこ

他人事ではなく、誰でも精神疾患で休職する可能性があります。

ストレス耐性があり、休職になる可能性が低い人でも、「学校へ行きたくないなあ」と真剣に悩む可能性はゼロではありません。

なぜなら、教師の働く環境は急激に変わることがあるからです。

今年が順調に過ごせているからと言って、来年度も順調であるとは限りません。教師の働く環境が大きく変わる要因には、

  • 指導困難な児童生徒を受け持つことになった
  • 対応の難しい保護者(いわゆるモンスターペアレント)を受け持つことになった
  • 問題のある教師と同学年になった
  • 立場が変わった(学年主任、教務主任、管理職など)
  • 職場に問題のある教師(管理職含む)が転任してきた

などがあります。

指導力のある先生、保護者対応が上手な先生は、どうしても対応が難しい児童生徒や保護者を受け持つ可能性が高くなります。しかし、それだけで「学校へ行きたくない」と思うわけではありません。

私自身の経験や、周りで一緒に働いてきた先生を見てわかったこと。それは、

自分の大変な状況を理解してもらえない、助けてもらえないと、「学校へ行きたくない」と思ってしまう

ということです。つまり、バックアップがないと、心が折れてしまうのです。

例えば、授業中落ち着きなく座っていられず、教室の中を走り回る子を受け持つことになったとします。次の2つの状況の場合を見て、あなたはどう感じますか?

・その子を専属で見る支援員(サポーター)を付けてもらえる。
・その子の保護者と話をする時、管理職も同席してくれる。
・その子が教室にいられない時、誰かが別のところで個別に見る体制が整っている。

・完全に担任任せになっている。
・その子が教室にいられない状況になっても、頼める職員がいない。
・管理職が協力的でない。

バックアップがあれば、がんばろうと思えますよね。逆にバックアップがないと、「やってられない!」という思いになりませんか。

ぴーちょこ

管理職がしっかりバックアップしてくれない学校は危険です。複数の職員がストレスをため込んでいる可能性があります。

ただ、バックアップがあっても、対応に疲れ「行きたくないなあ」と思うのはごく自然なことです。

別に自分を責める必要はありません。冒頭で書きましたが、教員は責任感の強い人が多いので、心が消耗しやすいのです。

「学校へ行きたくない」と思う自分をダメだと思う必要はありません。教員を辞めた私が言ってもあまり説得力はありませんが、何度行きたくない!と思ったことか。

本当に心が疲れている時は、1日休んでしまうのも一つの方法です。また、休みの日は旅行で遠くへ行くというのも気分転換にはいいと思います。

辛いときは、いつか終わります。学校へ行きたくないと思うことがあるのは、当たり前のことです。

責任感の強い先生、もっと気楽に過ごしていいですよ。

そして、あなたではなく、周りに精神的に追い詰められていそうな先生がいたら、ぜひ声をかけて力になってあげてください。

ひとりでも多くの先生が、今よりストレスを抱えることなく働けることを願っています。

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この記事を書いた人

元教員。
公立の小中学校で20年間勤務した経験を生かし、今をがんばる先生方を応援するサイトを作っていきます。

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