「鉄棒くるりんベルト」は、逆上がりの強い味方!

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鉄棒の指導でまずつまずくのは、やはり「逆上がり」でしょう。

教員経験のある方なら、逆上がりができない子をどうやって指導したらよいか悩んだ経験があるはずです。

小3までの7割が、逆上がりができないという調査報告があるくらいです。

小学3年生までの子どもの約7割は「逆上がり」や「爪切り」ができないことが、主婦の友社の調査結果より明らかになった。

https://resemom.jp/article/2016/12/28/35728.html より一部引用
ぴーちょこ

小5、小6でも逆上がりができない子はけっこういますよね。

それで、逆上がりができるようにするには、どうしたらよいのか。

逆上がりができるようにするためには、以下のことが大切です。

回るときに、お腹を鉄棒に近づけること

逆上がりが全くできない子を見ると、ひじが完全に伸びきっているのに気が付くと思います。

逆上がりは、次の動作の流れがあります。

①足を振り上げ
②お腹を鉄棒に引きつけ
③体を巻き付けるように回転する

しかし、逆上がりができない子は、②のお腹を鉄棒に引き付けることができない場合がほとんどです。ひじがのびきっているので、背中を丸めるどころか沿ってしまいます。

学校には、逆上がり用に補助板が設置されていることがありますが、お腹を鉄棒に引き付けられない子は、補助板を使ってもなかなか逆上がりができません。

お腹を鉄棒に引き付けられるようにと、教員が補助をするのは大変です。逆上がりができない子はクラスに何人もいるでしょうし、何人もの補助をしていると、教員の体がやられます…。

そこで、逆上がりに役立つのが、TOSSオリジナル教材として販売されている「鉄棒くるりんベルト」です。

もはや、とても有名な教材なので、体育備品として学校にあるかもしれません。もしわからなければ、体育主任の先生に聞いてみましょう。

もしなければ、ぜひ学校で買ってもらうようにお願いしましょう。「鉄棒くるりんベルト」は、ものすごく実績がある教材なので、必要性を訴えれば購入してもらえるのではないでしょうか。

ある程度にお腹を鉄棒を引き付けられる子であれば、鉄棒くるりんベルトを使って練習させれば、すぐに逆上がりができるようになります。

逆上がりが全くできないという子も、ベルトの長さを段階的に変えていくことで、だんだんできるようになっていきます。

体育の授業では、鉄棒くるりんベルトが数セットあるとありがたいですが、個人としても1つ、2つと所持しておくとよいと思います。

私も私物として一つ購入し、体育の授業以外にも活用していました。

繰り返しになりますが、まずは学校にあるか確認してみましょう。もしなければ、学校の備品として購入してもらうようにお願いしましょう!

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この記事を書いた人

元教員。
公立の小中学校で20年間勤務した経験を生かし、今をがんばる先生方を応援するサイトを作っていきます。

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