公立学校の教員は公務員です。当然、安定した収入ですが、大幅な昇給や特別なボーナスなどありません。
投資の配当や不動産所得などを考えず、純粋に教員の給料だけを考えた場合、少しでも他に使えるお金を増やそうとした場合、やることは一択です。
それは、
無駄な出費を抑えること
です。
無駄な出費を抑える、つまり上手に節約するということです。ただし、ここで大事なポイントがあります。
ストレスを感じるガマンは、節約とは言わない
ということです。
ぴーちょこムチャな節約は長続きしないです。
この記事では、教員のお金の節約術を紹介していきます。それぞれのライフスタイルと照らし合わせ、採用できることを取り入れていただければ幸いです。


節約の基本的な考え方
お金を節約の基本的な考え方は、
金額の大きなものから見直す
ということです。当たり前と言えば当たり前のことです。しかし、毎月引き落とされる固定費など金額の大きなものは、変更する手続きがめんどうだからと、先送りにしていませんか?
人によっては、大きく節約できるチャンスかもしれないので、まずは金額の大きなものから見直していきましょう。
固定費を節約する
通信費の見直し


通信費は一度見直せば、毎月自動的に節約できます。
特に大手キャリアと契約している人は、格安SIMに変えるだけで、大幅な節約が見込めます。
例えば、
大手キャリア 月7,000円
格安SIM 月2,000円
毎月の差額はなんと5,000円です。
年間では、
5,000円×12=60,000円
にもなります。1年で60,000円節約出来たら、いろいろなことに使うことができますよね。
また、教員は日中に自分のスマホを使用することはほとんどありません。職場以外であまりスマホを触らない、またはWi-Fi環境のあるところで使うことが多い場合、データ容量を小さいものに変えれば、さらに安く済ませることができます。
格安SIMについては、以下のサイトが参考になります。
格安SIMの管理人の比較&口コミ掲示板2026年6月(毎日更新)
保険の見直し


保険も見直すことで、固定費を大幅に節約することができます。
しかし、「保険は必要なものだから、節約の対象にしちゃダメでしょ」と思う人がいるかもしれません。
では、問います。それは、本当に必要な保険ですか?
職場にジブラルタ生命の保険担当の方が来て、説明を受けるままに「みなさん入っていらっしゃいますよ」とか「教員だけの特別な保険ですよ」という言葉につられて契約してしまった。そんな人はいませんか?



実は、わたくしぴーちょこも同じでした…。
また、他の保険会社で契約している人でも、「何かの時のために必要だから」という何となくの理由で契約していませんか?
節約の対象になるか、まず第一のポイントは
契約している保険の大まかな内容が言えますか?
言えない人は、契約書を確認しましょう!
次のポイントは、
本当にその保険に入っておかないと、何かあった時に人生が終わっちゃいますか?
ということです。
両@リベ大学長著書の「お金の大学」では、絶対に必要な保険は以下の3つだと言っています。
- 火災保険
- 対人対物無制限の自動車保険
- 掛け捨ての死亡保険…子ども(自活できない身内)がいる場合のみ
日本の社会保険は、多くのリスクをカバーしてくれます。
しかし、保険を契約するときにそのような説明はありましたか?不必要な保険はしっかり見直しましょう。
毎月、2万も3万も保険代がかかっている人は、保険を見直して毎月の出費を1万円減らすだけでも、1年間に10万円以上の節約になります。
住宅ローンの見直し


住宅ローンがある人は、住宅ローンを見直すことで、長期的にはかなりの節約ができる場合があります。
大きくは以下の2つができないか検討してください。
金利の低いローンへの切り替え
現在の金利よりも低い金利の住宅ローンへ借り換えを行うことで、毎月の返済額や総返済額を減らせる可能性があります。
ただし、借り換えには手数料などの諸費用がかかるため、費用対効果を事前に確認することが大切です。



労力のわりにあまり節約が見込めないなら、変える必要はないかも。
繰り上げ返済をする
住宅ローンを何年で組んでいますか?
20年?30年?生活の余裕を考え、無理のないローン計画にしていると思います。
余裕資金があるときに元金の一部を返済すると、その後の利息負担が軽減され、総返済額を抑えることができます。
私も住宅ローンを払っていましたが、余裕があれば繰り上げ返済をしました。
繰り上げ返済後、、総返済額が大きく減った明細を見ると、うれしくなると同時に、莫大な金利にゾッとします。
明細を見ればわかりますが、住宅ローンの初期は、毎月の支払金額の内、金利に充てられる分が大きく、元本分はあまり支払っていません。つまり、なかなか元本が減っていかないのです。
繰り上げ返済後は、一般的に以下の2パターンが選べます。
- 支払期間はそのままで、毎月の支払額を減らす。
- 毎月の支払額はそのままで、支払期間を短くする。
金銭的に余裕があるうちに繰り上げ返済をすると、ローンの金額や支払期間などにもよりますが、
例えば、
- 残高:2,500万円
- 金利:0.5%
- 残り:25年
- 繰り上げ返済:100万円
- 期間短縮型
という条件であれば、総返済額が約105〜110万円減少します。



私の場合は、余裕ができたら何回も繰り上げ返済をしたので、トータルで300万円以上減額できました。
ローンを減らすことは大切ですが、生活資金や緊急時の備えを十分に確保したうえで行うことが重要です。
サブスクの見直し


サブスクリプション、通称サブスク。今や生活の中でサブスクは欠かせません。
しかし、多くのサブスクを利用していると、あまり使用しないサブスク、もう必要のないサブスクがあるかもしれません。
動画配信や音楽配信など、
・動画配信 1,500円
・音楽配信 1,000円
・クラウドサービス 1,300円
・電子書籍 980円
合計4,780円。
年間では57,360円になります。
「ほとんど使っていないサービス」は思い切って解約すると、毎月の固定費を減らせます。
日常のお金の使い方を見直す
できる限り教材は自腹で買わない


自己研鑽のために書籍を買うというのを制限するつもりはありません。
しかし、「子どもたちのため」という理由で、または、「個人的に欲しいものだから、学校で買ってもらいにくい」という理由で自腹を切ってしまう先生は多くいます。



本当に必要なものは買ってもらいましょう!
特に、100均で買えるようなものだと、1回の自己負担額が小さいためについつい自腹で購入してしまいがちです。
しかし、
・1度の買い物で500円
・月に4度の買い物で、500円×4=2,000円
毎月2,000円の自腹でも、年間で考えれば24,000円も自腹購入しています。
特に、ご褒美シールやラミネートフィルム、色画用紙などは消耗品なので、自腹で買ったものは自分の手元に残ることなくそのまま消えていきます。
消耗品関係は特に学校の備品を使用するように心がけましょう。公立の学校ではしばしば予算が苦しいという理由で、消耗品が少ないということがありますが、そこは上手に交渉してください…。
コンビニの利用を減らす


教員だけでなく、どの仕事、どの世代にもあてはまることです。
コンビニは、手軽に利用できますが、とにかく高いです。
「今日も仕事疲れたなあ。お腹もすいたし、帰りにコンビニでちょっとなんか買って帰るか。」となった時、
・飲み物とお菓子(またはパンなど)で400円。
・これを月から金まで5日間で、400円×5=2,000円
・1か月(4週間)これを続けると、2,000円×4=8,000円
年間では、8,000円×12=72,000円にもなります。
もちろん、こんなに毎日コンビニを利用しないよと思われるかもしれませんが、このコンビニ利用をスーパーやドラッグストアなどの安いお店を利用すれば、半額近くで済ませることができます。
年間で数万円は変わります。
なお、ダイエットのために、仕事の帰りのちょっとした買い食いはやめる!というなら年間0円になりますね(笑)。
自動車は一括で購入


昔と比べ、自動車の本体価格がものすごく上がりました。
自動車は高価な買い物なので、新車を買うならローンを組む人が多いかと思います。しかし、住宅ローンのところでも触れましたが、ローンは金利という余分なお金を払う必要があります。
できることなら、一括で買いましょう。自動車が趣味だ!という人は、ほしい車を買えばいいですが、それほど興味がない人は、身の丈に合った車を一括で買いましょう。
若い先生方は、一括で買うなんて無理!と思われるかもしれません。
そういう人は、中古車を買いましょう。日本の自動車は頑丈です。きちんと整備されている中古車であれば、なんら問題はありません。
税金対策をする
ふるさと納税を活用する


公務員である教員にとって、税金対策(いわゆる節税)ができるところはあまりありません。
しかし、ふるさと納税は教員であっても問題なく利用できます。すでに利用している先生方は多いかと思いますが、まだふるさと納税を利用していない人は、ぜひ活用しましょう。
ふるさと納税とは、以下のような制度です。
ふるさと納税とは、自分の故郷や応援したい自治体など、好きな自治体を選んで寄付ができる制度のことです。自治体の取り組むまちづくりや復興支援などさまざまな課題に対して、寄付金の使い道を指定できます。
手続きをすれば実質自己負担額2,000円のみで応援したい地域の名産品や宿泊券などをもらえる、とてもうれしい制度です。
実質2000円で、各自治体の返礼品がもらえるので、利用しないのはもったいないです。
税金の手続きも、「ワンストップ特例制度」を利用すればweb上で済ませることができるので、一度覚えてしまえば難しいことはありません。
医療費控除を利用する


公務員である教員は、年末調整があるので、その時にいろいろな控除の手続きをします。
わからないところは、事務さんに聞けば教えてもらえるので、書類の作成は何とかやれているのではないでしょうか。
そんな中、意外と忘れがちなのが、「医療費控除」です。
1年間で10万円を超える医療費がかかった場合、医療費控除の対象となります。



でも、1年間に10万円も使うほど病気にならないよ。
確かに、体調崩して病院に行き、10万円以上支払うということはあまり多くありません。
しかし、以下のような治療も医療費控除の対象となることをおぼえておきましょう。
・通院にかかった交通費
・治療にかかった医療器具の購入(松葉杖、コルセット、補聴器など)
・歯の矯正、インプラントなど
・眼科治療のレーシック手術、オルソケラトロジー
・不妊治療にかかる費用
高額なものはすぐに10万円を超えます。忘れずに医療費控除の申請を!
まとめ
公立学校の教員が使えるお金を増やすためには、投資や資産運用など教員の仕事以外の方法を除くと、節約をするしかありません。
しかし、今の生活を振り返れば、無理のない範囲で節約できるポイントがあるのではないでしょうか。
せっかくのお金です。少しでも有意義に使えるように、上手に節約をしていきましょう。








