教育実習生のみなさんへ。
この記事では、教育実習が終わってから気を付けてほしいポイントについて紹介します。
できれば、教育実習が終わるまでに読んでおいた方がよい内容となっています。
教育実習は本当に疲れますが、楽しく充実した実習でもあります。終わった後の解放感はハンパないです。教育実習を通して実際に子どもたちとふれ合うことで、教員になる決意を固めたという実習生をたくさん見てきました。
教育実習の終わりは、実際に教員になるという夢が見えてくる新たなスタートです。
だからこそ、教育実習が終わった後、教員になるという夢に向かってスムーズに進むためのポイントについて紹介していきたいと思います。
私、ぴーちょこは公立学校の教員として25年勤務し、教育実習については、
・ 指導教官として、複数回教育実習生を受け持つ。
・ 教務主任として、教育実習全体を取りまとめる経験あり。
という実績があります。現場にいた人間としての意見です。参考にしてください。

後日提出、または受け取る書類について
提出日、提出方法を事前に確認しておく
教育実習が終われば、実習記録や反省などを最終的にまとめる必要があります。また、実習校の指導教官が実習生に返却する書類などもあります。
多くの学校では、実習が終わってからもやりとりがありますので覚えておきましょう。
書類の提出、受け取りなどの日程については、実習校の教務主任か指導教官と相談することになります。一方的に日時を指定されることはないと思いますが、どうしても都合が悪い日はきちんと伝えましょう。
ぴーちょこ現役の大学生だから、授業の予定などもあるしね。
そして、提出物がある場合は、必ず期日を守るように早めに取りかかりましょう。
必ずスーツを着用して実習校に行く


意外と落とし穴となるのがコレです。
大学の帰りに、実習校に直接寄って書類を提出しよう!となったら、その時の服装はどうなっていますか?そう私服ですよね。まさか、毎日スーツで大学に行く人はいないですよね。
大切な書類を提出、または受け取りに行くのですから、スーツを着用して訪問するのは当たり前です。これは、社会人としては当たり前のマナーです。
一般企業で考えても、希望する会社に書類を提出しに行くのに、私服で行く人はいません。
スーツを着用したら、一度鏡を見て、身だしなみを最終チェックしてから実習校に向かいましょう。
学校ボランティアの案内があったら


教育実習の終わりごろ、実習校から「学校ボランティアとして、お手伝いをしませんか?」と声がかかるかもしれません。
教員志望の人であれば、ボランティアとして学校に関わる機会が増えるのはメリットが大きいです。
しかし、実際には
・一人暮らしだから、学業とバイトの両立で、ボランティアに参加する余裕がない。
・実習校が自宅から遠いので、行くのが大変。
・ボランティアに参加するモチベーションがない。
という人もいるでしょう。
無理であれば、はっきり無理と言って構いません。それで、教育実習の評価が変わることはありません。
もし、学校ボランティアを断ったことが理由で、教育実習の評価が不当に低かったら大問題です。
繰り返しますが、教員志望者であれば、学校ボランティアに参加するのは良いことばかりです。
ボランティアですから、無理なスケジュールで参加する必要はありません。「とりあえず、1か月、毎週月曜日の午後なら参加できます。」というように、ほんの少しでも構わないと思います。
礼状を書こう


教育実習が終われば、実習校に礼状を書きましょう。教員養成系の大学であれば、周りの仲間も同じような状況なので、礼状を書き忘れることはないと思いますが、周りに教育実習生がいない人は気を付けましょう。
当然ですが、実習校から「礼状を書いてね」と言われることはありません。



やさしい指導教官、またはよく気が付く指導教官なら、こっそり教えてくれるかもしれません。
絶対にやってはいけないこと
教育実習後に絶対にやってはいけないことがあります。これらをやってしまったら、最悪、法的に訴えられることとなります。肝に銘じておいてください。
子どもたちと連絡先を交換してはいけない


中学校の教育実習に行くと、生徒から連絡先を教えてほしいと言われることがあります。小学校でも、高学年の児童は注意が必要です。
教育実習の前に、指導教官から「連絡先を聞かれても教えてはいけない」と事前に指導を受けると思いますが、教えてしまう実習生がいるのが現実です。
教育実習生が来るとなると、生徒たちは「若い先生が来る!」「大学生が来る!」「どんな人かな?」と興味津々となります。学校生活に変化が出るので、生徒たちも少しテンションが上がります。
そういう状況で、生徒からチヤホヤされて人気者になったと勘違いした実習生、またはしつこく聞いてくる生徒にはっきり断ることができない実習生が、こっそり連絡先を教えてしまうことがあります。
実は、教育実習後に、生徒からの情報で実習生とつながっていることがわかる事例は少なくありません。



私の知り合いの先生も、実習生がやらかした!と憤慨していました。
仮に連絡先を交換しただけで、会っていないとしても、以下の流れは免れないと思います。
実習先の子どもと連絡先を交換していることが発覚
↓
実習校から実習生に事実確認、同時に子どもにも確認
↓
事実確認後、実習校は子どもの保護者に連絡。実習生の連絡先を削除するよう要請。
同時に、実習生にも厳重注意。子どもの連絡先を知っていれば削除するよう要請。
↓
実習校の校長から、管轄の教育委員会に報告。
同時に、実習生の通学する大学にも報告。
実習生は教員とは違います。立場をわきまえて行動しなければなりません。
連絡先をしつこく聞いてくる生徒に困るようであれば、指導教官に相談しましょう。
子どもたちの写真をSNSにあげてはいけない


昨今の教員の盗撮問題から、児童生徒の写真撮影については、学校現場でもシビアに考えるようになっています。
当然、教育実習の前に「子どもたちの写真をSNSにあげてはいけない」という指導はあると思います。


当然ながら、SNSで拡散された写真は取り返しがつきません。顔にモザイクをかければ大丈夫?ということではありません。
本当に子どもたちのことを考える人なら、自分の都合のために、子どもの顔や個人情報をSNSさらしますか?
実習終わりに集合写真と撮ったり、後日写真をもらったりしたとしても、自分の宝物として大切にしまっておきましょう。
(おまけ)教員採用試験の試験官は、現役教員?
最後にちょっとしたオマケです。
教育実習を終えたら、教員採用試験のことを具体的に考えるようになると思います。
ところで、教員採用試験の試験官はだれがやっていると思いますか?
多くの自治体では、現役の教員(多くは管理職)が試験官を務めています。



実際に、私、ぴーちょこも教員採用試験の面接官をしたことがあります。
採用試験の試験官は、「自分の職場の教員としてほしい人材か」という視点で見ています。
教育実習後も、現場に必要と思わせられるよう、大学の勉強をがんばったり学校ボランティアに参加したりしてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。








