笑ってください!元教員ぴーちょこの失敗談あれこれ とりあえず6つ紹介

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どうも。元公立小中学校教員のぴーちょこです。

教員をやっていれば、いろいろと失敗もあります。私、大音量も今だから笑える失敗をたくさんしています。私の失敗を笑いながら、私のような恥をかかないようにしてください(笑)。

ぴーちょこ

人間だれしも失敗するんですよ。今は笑えるけど、その時は冷や汗ダラダラでした…。

目次

冬休みの宿題の一部を配り忘れる

ようやく冬休みだ!子どもたちだけでなく、教員にとっても少しゆっくりできる時期になります。しかし、2学期終業式の午後、クラスの子が職員室にやってきて、こう言いました。

「先生、冬休みの宿題で、算数のプリントだけもらっていません。」

「…。」後ろを振り返ると、ロッカーに算数のプリントが山積みになっているのを発見…。

あああああああ~!やってしまった~!

結局、言いに来てくれた子やその友達、さらには保護者が協力してくれたので、自分が直接配りに行くのはクラスの人数の3分の1程度で済みました。ものすごく恥をかきました。

それ以来、夏休みや冬休み前に配るものは、細かいものも含めてリストを作り、一つずつチェックをしながら配る習慣がつきました…。

職員写真の撮影日なのに、スーツを忘れる

タイトルの通りです。しかも、自分が6年生の担任で卒業アルバム用に職員写真を撮るというのに、スーツを忘れました。学校到着してすぐ、校長先生に言って家へ取りに戻りました。

やはりスーツはどこで必要になるかわかりません。ロッカーに入れておくべきだったと反省しました。それ以後、更衣室のロッカーには、非常用にスーツを置いておくようになったのです。

道徳の授業参観でまさかの…

これも自分が若かりし頃の苦い思い出。授業参観で道徳を行うことになり、気合いを入れて題材となるものを探しました。

そして、「わたしのいもうと」という本を見つけます。いじめについて、また命の尊さを考えさせるのにとてもよい教材だ!と思い、必死に授業の準備をしました。

当日。

ぴーちょこ

それでは、今日の道徳はまずこのお話を聞いてもらいます。「わたしのいもうと」というお話です。

「先生、それ昨年度の担任の先生が読んでくれました。」

ぴーちょこ

私「えっ?そうなの?(汗)」

授業開始3分で大幅に予定変更しなければならない羽目に…。しかも後ろにはたくさんの保護者。

授業参観でなければ、「では今日の道徳はなし!とりあえず違う授業をやろう。」とか言って急遽変更するのですが、そうもいかず。

結局、「知っているお話だけど、もう一度考えてみよう」と言って授業を進めました。

後は、野となれ山となれ…。なんとか「わたしのいもうと」を最後までやり切ったのでした。いやあ、ひどい授業だったろうなあ。

ということで、それ以後、子どもたちにそれとなく探りを入れるという習慣が身につきました。

話は変わりますが、「わたしのいもうと」という本を読んだことがない人は、ぜひ読んでみてください。ものすごく考えられる作品です。

授業参観で使うアイテムの一部を職員室に置き忘れる

これも授業参観ネタです。授業参観に使うアイテムの一部を職員室に置き忘れてきてしまいました。ちなみに授業は算数の「比例」の授業です。

具体的に何を忘れてきたかというと、黒板に貼る表と解説に使おうと思っていたマーカーペンです。先ほどの道徳ほど致命的な問題ではありませんでしたが、表は黒板にチョークでかくはめに…。

何が悲しいって、授業が終わってから職員室に戻ってきてからです。もう使わないアイテムが机の上にあるのですから。

こうした失敗をしないために、これ以後は、授業参観で使うものは全て紙袋に入れ、事前に教室に置いておくことにしました。

子どもと一緒に遊具で遊び、そして酔う

これは中年になってからですが、遠足で某公園に出かけた時、子どもたちが遊びに誘ってくれるうれしさから、調子に乗ってブランコやゆりかごなどで一緒に遊んでしまいました。

途中から何となく気持ち悪さを感じ、「このままではヤバい」とわかっていたのに、そのまま遊んで、結果グロッキーに…。

遠足は電車移動だったのですが、子どもたちへの指示を別のクラスの先生に任せ、自分は気持ち悪さと格闘しながら無言で帰りました。

このことから学んだことは、年齢とともに三半規管の働きが弱くなる…ではなくて、何でも余力を残すことは大事だということです。

私が若かりし頃、ベテランの先生が遠足で、「私は全体を見ているから、子どもたちと一緒に遊んできていいよ。」という言葉の裏には、こういう意味が隠されていたんだとわかりました。

バスの中で寝てしまい、学校への連絡を忘れる

次は、バス移動の校外学習での話です。私は学年主任だったので、帰りにバスの中から学校へ電話をして、順調に行程が進んでいることと、学校への大体の到着予定時刻を報告する必要がありました。

しかし!「ちょっと落ち着いてから電話するか」なんて考えていたら、帰りのバスの中で爆睡してしまい、電話をすることをすっかり忘れてしまいました。

しかし、バスに同乗してた他の先生が、気を利かして電話をしてくれていました。もう平謝りです。

この失敗からの教訓は、「バスに乗ったら5分以内に電話する」ということです。私は車に乗ると睡魔と戦う運命にあるらしいので、さっさと用を済ませるべきだと考えるようになりました。

え?そんな話は役に立たない?うん、そうでしょう。こんな失敗は私だけですよね。

私は結構いろいろな失敗をするくせに、ものすごく重大な失敗でない限り忘れてしまうという幸せな人間です。この6つを思い出すのにも、かなり時間がかかりました。またいろいろ思い出せたら、第2弾を紹介したいと思います。

私みたいなバカな失敗をする先生は少ないと思いますが、私の失敗談を読んで、失敗を回避できた先生が一人でもいたら、この記事を書いた意味があるなあと思います。いや、鼻で笑っていただけただけでもうれしいです!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

元教員。
公立の小中学校で20年間勤務した経験を生かし、今をがんばる先生方を応援するサイトを作っていきます。

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