【注意!】双子を担任するときに気を付けること

学級担任になって、双子を受け持ったことはありますか?

双子(三つ子以上も)の子どもたちを担任するときは、気を付けなければならないことがあります。ちょっとした配慮といえるかもしれませんが、意外と気付かず子どもや保護者を傷つけることがあります。

今回は、双子を担任するときに気を付けること、注意点について紹介していきます。

目次

成績は評価基準をそろえる

子どもの成績をつけるのに、評価基準をそろえるなんて当たり前じゃん!と思うかもしれませんが、これが意外とできていないことがあります。

学年に2クラス以上あるなら、双子は別々のクラスになることが多いでしょう。そのような場合、担任同士がきちんと評価規準や評価するものをそろえておかないと、成績の基準がブレてきてしまいます。

双子のAさんとBさんが、テストでいつも同じような点数をとってくるのに、通知表をもらったときに大きく成績が違っていたら、保護者はどう思うでしょうか。学校に不信感をもちませんか?

これは、単学級の学校ではない問題です。

ぴーちょこ

単学級なら、双子も同じクラスで一人の担任が評価をするもんね。

担任がそれぞれ好き勝手に自分の評価基準で成績を付けると、こういったことが起こります。担任は、それぞれ一人ずつしか見ていませんが、保護者は同時に二人のテストや成績を見ています。

ですから、2クラス以上ある学校の場合、必ず以下のことに取り組みましょう。

・テストの結果を共有する。
・評価するものを確認する。(ノート、プリント等。多少違っていても構わない。)
・成績を出したら、比較して妥当か確認する。

ぴーちょこ

多くの保護者は、テストの点数を成績の根拠とします。なぜなら、授業態度や提出物、ノートなどの評価については、保護者の立場ではわからないからです。

双子だからといって、成績が同じになるわけではありません。ですから、きちんと評価をして成績が違うのであれば、自信をもってその評価で通知表を出せばいいと思います。

大切なことは、評価基準をそろえて評価していますよ、という説明がきちんとできることです。

配付物は、基本的に二人に渡す

学校からプリントを配る時、双子だからといって片方の子にだけ配付していませんか?

私は基本的に、双子には同じプリントでも二人に配るようにしていました。それは、双子の子も一人一人をしっかり見ていますよ、という教師の姿勢を子どもたちと保護者に伝えるためです。

ただし、保護者が「一枚でいいですよ」と言う場合は、長子にだけ配りました。

学校から配るプリントは、長子にだけ配るものがあります。つまり、家庭に一枚だけですね。

兄弟がいる場合は、上の学年の子がもらってきます。下の子はいつも配られないかと言うと、上の子が卒業すれば配られるようになります。

しかし、双子の場合、下の子はずっと配ってもらえません。そんなこと気にしすぎだよと思う先生がいるかもしれませんが、気にするかどうかは教師が決めることではありません。決めるのは、双子の子どもたちと保護者なのです。

双子をもつ多くの保護者は、プリントの配付の仕方を気にしないかもしれません。しかし、双子であるために、何かと「二人で一つ」という体験をしてきているのも事実です。

今年の先生は、一人一人をしっかり分けて見てくれると保護者が思ってくれれば、安心感を与えると思いませんか?

双子が同じクラスの場合、懇談はきちんと二人分として時間を設定する

次は、懇談に関する注意点です。

双子が別々のクラスであれば、懇談もそれぞれの担任が時間を設定するので問題ありません。

しかし、双子が同じクラスの場合、絶対に二人分として時間を設定しましょう。もちろん、二人分続けて時間を設定して構いませんが、やってはいけないのは、「一人分の時間に二人分同時に懇談を行ってしまうこと」です。

一人分の枠に、二人分の懇談を入れてしまうと、保護者は「うちの子たちは二人で一人と見られているんだな」と思うかもしれません。

きちんと、「最初の10分は、Aさん、次の10分はBさん」というように、二人を分けて時間設定をしましょう。

ぴーちょこ

実際の懇談では、当然二人の内容が混ざってくると思いますが、それは構いません。大切なことは、二人で一人としないことです。

実際、「きちんと二人を分けて懇談を設定してください」と要望してきた保護者がいます。保護者の立場になれば、当然の思いですよね。

双子の性格や行動の違いなどを知っておく

一卵性双生児だと、顔が似ているために、同じような性格や行動をするのではないかと思っている先生がいます。しかし、それは単なる思い込みです。

顔が似ていても、性格や行動の違いは見られます。その違いをきちんと知っておきましょう。

双子の性格や行動の違いを言えると、保護者は「きちんと子どもたちを見てくれる先生だ」と感じます。

これは別に双子に限ったことではありませんよね。一人一人の特徴をつかむことは、教師として大切なことです。

双子の子を担任する機会は、少なくありません。双子が産まれる割合は、およそ1%と言われています。つまり、100人以上の学校であれば、一組は双子がいる割合です。

双子の子を担任するときの参考になれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

元教員。
公立の小中学校で20年間勤務した経験を生かし、今をがんばる先生方を応援するサイトを作っていきます。

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