今回で3回目になりました。田中角栄の名言について。
今回は、今の教育界に必要だと思うことを田中角栄の名言から考えます。というか願望です。
それでは紹介します。
東大の教授は勲一等で、
田中角栄 100の言葉 宝島社 より一部引用
義務教育の先生たちが
勲七等、勲八等というのは
本来、逆ではないか。
子どもは小さな猛獣だ。
できれば先生方の月給を
倍にしたい。
田中角栄は、教育・国防・外交に金を惜しむべきではないという考えがありました。
田中内閣時代、田中角栄は教員の待遇改善に着手し、1974年「人材確保法」が成立。段階的に給与改善が行われていき、最終的に25%ほどの改善が行われました。
今やるべきことは、教員の給料アップだ!
給特法が、「定額働かせ放題」と言われる中、きちんと給料に反映させるべきだと思いません?
「人材確保法」により、教員の人材が確保され、それが日本の教育水準向上につながったことは周知の事実です。
年金の支払いが先になる、定年が延長されるなど、少子化にともなって国全体が苦しいのはわかります。
しかし、歴史を見れば明らかなように、国が発展するためには未来をつくる子どもたちへの「教育」が重要です。つまり、未来をつくっていく子どもたちへの投資が必要なのです。
学校の設備や子どもたちが使用するICT機器などへの投資も大切です。しかし、直接子どもたちに関わる教員の待遇を改善することも同様に大切だと思います。
「教員の仕事は大変だ」「残業代が出ないのに長時間労働」「モンスターペアレントや難しい子どもたちへの対応が大変」など、今日の教員へのイメージは負のイメージが多いように思います。
結果、教員を志す人が減り、教員採用試験の倍率は下がり続けています。
そうなると、優秀な人材が他へ流れていってしまいます。
今こそ、教員の給料を上げることが大切だとみなさんは思いませんか?
ただし、働かない教員はグッと給料を下げてほしい…。