今回は、教員の働き方と教員の資質について思ったことを書きます。タイトルの通り、合理的な仕事と子どもへの愛情についてです。
思ったことを書き綴っていくので、それほど長い記事にはなりません。さっと読み流していただけると幸いです。
さて、教員の仕事って、自分次第でどれだけでも忙しくできますし、また簡単にもできます。
教材研究に力を入れれば、時間はいくらあっても足りません。逆に、全く教材研究をしなくても、ごまかしながら授業ができないわけでもありません。
教材研究を全くしない教員は、教員を辞めてもらいたいですね。
教材研究の例はちょっと極端ですが、やはり多忙化解消のためには、できるだけ合理的に仕事をしたいものです。
教員の多忙化を解消するため、仕事を合理的にするとは・・・
- 手書きの書類をなくす。
- 無駄な会議をなくす。
- 学校外の仕事(出張など)を減らす。
- 小学校での教科担任制
などが挙げられます。
子どもに直接関係しないところで、無駄なことは教員の仕事にたくさんあります。そうした無駄なところをなくしたり、効率的にできるようにしたりすることが大切だと思います。
しかし、仕事を合理的・効率的に進めるために、子どもへの愛情が感じられない働き方をしていた先生が周りにいませんか?
私の周りには、以下のようなことをする先生がいました。当然、他の先生に比べて帰宅時間は早いです。
休み時間に、子どもたちに構うことなく自分の仕事をしている。
子どもが遊びに誘っていたこともあったのですが、一緒に遊んでくれないので子どもたちはこの先生を誘わなくなりました。
図工で子どもたちに作業をさせている間に、テストの採点を行っている。
子どもたちの作業具合を全く把握していません。指導もしていません。
掃除の時間、子どもたちの様子を見ないで、職員室で他の仕事をしている。
勉強や運動が苦手でも、掃除に一生懸命取り組む子がいます。そういう子のよさを見ようとしないのでしょうか。
タブレットでの自習の時間が多く、その間にテストの採点をしたりノートを見たりしている。
タブレットで学習させる目的があるわけではなく、自分の仕事をする時間を作るためにタブレットを触らせておく先生がいます。
テストの採点やノートの点検など、どうしても時間がかかる仕事が教員にはあります。しかし、子どもをないがしろにしてそれらの仕事に取り組むことは、やはり違うなあと思います。
私は古い人間なのかもしれませんが、子どもへの愛情があれば、子どもたちをほったらかしにして仕事はできないと思います。
休み時間に子どもたちが遊びに誘ってくれたら、一緒に遊びに行こうと思いませんか?
子どもたちが一生懸命に絵を描いていたら、何か助言をしたり褒めてあげたりしたいと思いませんか?
もし、自分の子を受け持ってもらうなら、授業があまり上手でなくても、愛情をもって接してくれる先生がいいです。
教員も仕事として割り切ることは大切ですが、子どもに係るところは愛情をもって取り組んでほしい!
そんな風に思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。