どうも、元教員のぴーちょこです。
今回は、「教員はブラックなのか?~多忙と多忙感~」というタイトルで、多忙と多忙感について、思ったことを短くまとめます。読むのに3分もかかりません。よろしくお願いします。
多忙と多忙感という言葉は、世の中あちらこちらで聞かれます。
多忙とは、文字通り「忙しいこと」。
多忙感とは、「忙しいなあ」と忙しさを感じることです。
さて、教員はブラックなのでしょうか?この記事をご覧の方のほとんどは、こう答えるでしょう。
ブラックに決まってんじゃん!
ブラックかどうかは客観的に判断しても仕方がありません。
本人がブラックだと感じれば、ブラックなんですよ。
つまり、多忙と多忙感も同じです。本人が「ああ、忙しいなあ。やってらんねーや!」と感じたら多忙感なわけです。
教員は多忙であっても、多忙感を感じなければ頑張れます。ぴーちょこの場合、卒業する子どもたち一人一人にメッセージをプレゼントをするため、前日の夜中まで作業をしました。子どもたちのためと思えば、忙しいとは感じません。夜中2時くらいまでかかりましたが、充実感がありました。
多忙感を感じることとは・・・
- 学校評価アンケートや保護者アンケートなどの各種調査
- やる必要のない会議
- 必要なさそうな行事
- 形式的な研究授業や指導案作り
- モンスターペアレントへの対応
- 集金の徴収
などなど。挙げ始めたらキリがないです。
要は、教師がやりがいを感じられなかったり、やる必要がないことです。
逆に、多忙でも多忙感を感じないこととは
- 自分が力を入れたい授業の準備
- 子どもたちにやってあげたいイベントの準備
- 子どもたちとの楽しい会話
そう、教師にとってやりがいがあることです。子どもとの心の通い合いが、教師にとってのエネルギーになります。
つまり、今教師が多忙感を感じることをなくす、減らすことが必要です。
結局、よく言われる子どもと向き合う時間の確保というところに落ち着くことになります。
しかし、現実はというと、
校務分掌 & 会議 & 保護者対応など > 授業の準備など、子どもと向き合うこと
という現実があります。
まず、多忙感を解消できるよう、必要のないものをどんどんカットしていきたいものです。
ただ、教務主任だった自分の立場から言うと、カットするかどうか検討する時間ももてないくらい、現場は毎日いろいろな業務に追われています。
カットするにも、職場の先生方の同意や管理職の意向もあるので、思うように進みません。
教員志望者が全国的に減っているそうです。
教員はブラックだというイメージがなくなり、やりがいのある仕事、あこがれの仕事と言ってもらえるようになるには、まず、教師がやる必要のないことをどんどんカットしていくことが大切だと思います。