【教員向け】子どもとの年賀状のやりとりはどうすればいい?

教員は、勤務する学校の子どもたちと年賀状をやりとりすることがあると思います。

でも、実際のところ、子どもたちとの年賀状のやりとりってどうなんだろう?と考えたことはありませんか?

この記事は、そんな疑問に対して、私が経験したことをもとに、私の考えを述べていきたいと思います。

目次

教員から子どもたちに年賀状を出すべき?

学級担任をしていれば、自分が受け持つクラスの子に年賀状を出すべきか。部活動を担当していれば、所属している子に年賀状を出すべきか悩んだことがある先生がいるのではないでしょうか。

もう10年近く前の話になりますが、私の教員の友達は、学級の子どもたち全員に年賀状を出していると言っていました。

しかし、私の考えを述べれば、

教員から率先して、子どもたちに年賀状を出すべきではない。

と思っています。

その理由を述べていきます。

よかれと思ってやったことが、保護者の負担になるかもしれない

教員から年賀状を出すのは、子どもたちへの熱い思いがあってのことでしょう。子どもたちへの愛情が深いこと自体はすばらしいことだと思います。

しかし、そんな思いで出した年賀状が、保護者にとって負担になることがあるかもしれません。

大半の保護者は、「先生から年賀状が届いたから、返事を書きなさいよ。」と言って、年賀状を返してくれるでしょう。

しかし、中には「先生へ返すから、しっかり書かせなきゃ!」と思う保護者もいるでしょう。

また、「返信する年賀状を見て、先生は何かを探ろうとしているのか?」と疑問に思う保護者がいるかもしれません。

教師に対して感謝の気持ちがあり、本当に年賀状を出すつもりの家庭は、冬休みに入る前に年賀状を出してよいか聞いてきます。

ぴーちょこ

常識がある保護者なら、子どもを通して出してもよいか、事前に確認してきますよ。喪中かもしれないからって。

「別に子どもからの返事を期待して年賀状を出しているわけではないから」という先生がいるかもしれません。しかし、保護者はそんな風にとらえません。

「先生から年賀状が来た。返さなきゃ常識がない保護者と思われてしまう!」と普通は考えますよ。

いろんな家庭があります。セールス関係の年賀状のように、教師からの年賀状を受け取って返信しない家庭もあるでしょう。また、そもそも年賀状のやりとりをしない家庭もあるかもしれません。

もしかしたら、「学校に教えた個人情報は、学校運営に必要な時に限るはずなのに、年賀状に利用するとはどういうことだ!」と変なケチをつけてくる保護者がいるかもしれません…。

乱暴な言い方ですが、返事を書くことが当たり前の年賀状を、受け持つ子どもの家庭全部に一方的に送り付けることは、今の時代に合っていないと思います。

ぴーちょこ

出しても問題ないことが、確認できればいいんですけどね。でも、それを確認するのも負担じゃないですか?

どうしても、教員から子どもたちに新年のメッセージを伝えたければ、新年最初の登校日に、学級通信として発行してはダメですか?

喪中かもしれない

学級の子どもたち全員に出すとして、喪中の家庭があるかもしれませんよね。

当然ですが、一般的に喪中の家庭には年賀状を出しません。その場合、喪中の家庭の子どもには年賀状を出せませんが、それでよいですか?先生からの年賀状が届く子、届かない子がいますが、その対応方法は考えていますか?

また、喪中と知らず年賀状を出してしまい、寒中見舞いが届いたら気まずい思いをしませんか。多分、自分だけでなく、子どもの家庭にも気まずい思いをさせていると思います。

「喪中かどうかなんて、子どもが忌引きで欠席したかどうかでわかる!」と思っている方、前年度の1~3月を確認しましたか?また、夏休み中に不幸があった場合、学校への連絡はないと思いますが、それも確認できていますか?

全員に年賀状を出したい!という思いは理解できますが、その思いだけで行動し、失敗するのもどうかと…。

教員自身にも負担がある

子どもたち全員に年賀状を出すということは、教員自身にとっても負担です。

もちろん、出したいという思いをもっている先生にとっては、負担と感じないのだと思うので、本人がよければそれでよいでしょう。

でも、年賀状を子どもたち全員に出すことは、時間的な労力はもちろん、金銭もかかることです。

その負担を、新年の授業に生かせるように本を買って読むなど、自己研鑽に努めてみてはいかがでしょうか。

年賀状を先生に出したい!と言ってきた子ども(家庭)にどう対応する?

さて、私の考えは、「教員から率先して年賀状を出すべきではない」というものです。

子どもから年賀状を出したいというのであれば、きちんと返すべきだと思います。

実際に、私自身も子どもが出してくれた年賀状を返していて、いまだにやりとりのある教え子がいます。

さて、「先生に年賀状を出したい」という子どもは、冬休みに入る前に聞いてくるでしょう。(大半は、保護者が「先生に年賀状を出してよいか聞いてきなさい」と言われていますが。)

その場合、対応方法は2つです。

①自宅の住所を教えてもよい人は、連絡帳に書いてあげる。

②どうしても住所を教えたくない人は、学校に出してもらう。

ぴーちょこ

子どもが自分の住所を記載してくるのですから、よほどの事情がない限り、自分の住所を教えるべきだと思います。

子どもから届く年賀状に対しては、きちんと対応してあげましょう。

「年賀状を子どもたち全員に出したい」と考えている先生の中には、一部の子どもとだけ年賀状のやりとりをするなんて不公平だと感じる人もいるかもしれません。

しかし、そもそも年賀状のやりとりは義務ではありませんし、保護者の了解のもと送られてくるので、一部の子どもたちとのやりとりになっても何ら問題ないと思います。

まとめ

・教員から率先して年賀状を出さない。

・年賀状を出してくれる子どもには、ていねいに対応する。

この2つを押さえておけば、問題が発生することはないと思います。

私は教員だった20年ほど、上記の対応を一貫してきましたが、何か問題になった子とはありませんでした。

参考にしていただければと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

元教員。
公立の小中学校で20年間勤務した経験を生かし、今をがんばる先生方を応援するサイトを作っていきます。

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