【教員採用試験合格へ!】競争倍率が高かった時代に合格した私の勉強法

教員を目指す人が避けて通れないのが、教員採用試験です。

教員採用試験の倍率ですが、下の資料のように、どんどん下がってきています。

https://www.mext.go.jp/content/20191223-mxt_000003296_111.pdf より抜粋

この資料は、文部科学省の「令和元年度(平成30年度実施)公立学校教員採用選考試験の実施状況のポイント」という資料です。全国調査である上、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、養護教諭、栄養教諭の合計なので、受験する自治体によって、採用倍率の違いはあります。しかし、全国的に下がってきているのは事実です。

今回は、「競争倍率が高かった時代に合格した私の勉強法」と題して、私が取り組んできた教員採用試験の勉強法をご紹介します。

私が採用試験を受けたのは、平成12年度です。たまたまですが、競争倍率が最も高い年でした。

私は運よく合格できましたが、合格できなかった同期がたくさんいました。

ぴーちょこ

ちょうど私が採用された頃は、「新任が来るぞ!」と珍しがられるほど採用が少なかったころです。

今思えば、合格できたのは運が良かったのもあるかもしれませんが、きちんと教員採用試験に向けて対策していたからだと思います。

ということで、この記事では、教員を目指す人に向けて、私が取り組んできた勉強法をご紹介します。

他サイトで紹介されている内容とは少し違うところもあるかと思いますが、あくまでも私個人の取り組みであることをご了解いただき、必要なところだけ参考にしてください。

ぴーちょこ

当たり前のことばかり紹介しても、意味がないと思うので。

あなたの教員採用試験対策に少しでも役立てれば幸いです。

目次

採用試験に向けて力を入れるところは筆記試験

まず、教員採用試験に向けて、一番勉強しなければならないのは筆記試験です。

そんなことわかっていると思われるかもしれませんが、間違いなく筆記試験が大切です。

なぜか。理由は簡単です。点数で合否を決めやすいからです。

教員は人に教える仕事ですから、必要な知識を身に付けていなければなりません。筆記試験は、まず教員になるための知識があるかを測ります。まあ、筆記試験でふるいにかけられると思うとわかりやすいでしょうか。

ということで、筆記試験対策が最重要であることを意識してください。どんなに面接や討論、論文が得意でも、専門教科や教職教養で点数がとれなければ合格できません。

採用試験に合格できなかった受験生は、講師として働きながら次年度の教員採用試験を受けることがほとんどです。しかし、講師をしながら採用試験を受け、また不合格になってしまった先生が結構たくさんいます。

ぴーちょこ

私もこの目でたくさん見てきました。

本人に話を聞くと、「とても勉強する時間がない」とのことでした。忙しくて勉強する時間がないのです。現場で働いているから、面接や論文では有利なはずです。だって、実体験を語れるのですから。

しかし、それでも合格できないのは、筆記試験で必要な点数をとることができていないからです。

私も、筆記試験に比重を9割置いて対策をしていました。

採用試験の勉強はいつから始める?

教員採用試験の勉強は、いつ頃から始めればよいのでしょうか。

もちろん、「早ければ早い方が良い」のは当たり前です。でも、それでは参考になりませんよね。

私の場合は、大学3年時の教育実習が終わってからです。つまり3年生の11月頃から始めました。

ぴーちょこ

もっと早くから始めていた友達もいましたが、私の周りのほとんどは教育実習後からです。

なぜ、教育実習後から採用試験の勉強を始めたのか。私の場合、教育実習に行くまでは、教員になろうという明確な目標がなかったからです。

教育実習に行ってから、「教員の仕事っていいな。教員になりたいな。」と思ったからです。

ですから、大学3年の秋から始めても、教員採用試験には十分間に合うと思います。

それまでは、自分が打ち込めることにとことん取り組み、自分らしさを磨くことも大切だと思います。

一人の人間として、いろいろな経験をしておくことで、人間としての魅力が高まりますし、面接で他の受験者と違った経験を語ることができるかもしれません。

ただし、勉強が苦手な人は、早めに取り組んでおくことをおススメします。

筆記試験の対策

ここからは、具体的な対策について紹介していきます。まずは筆記試験です。

ここからは特に私独自の色が出るところですので、ご理解いただきお読みください(笑)。

過去の問題集を手に入れる

まずは、過去の問題集を手に入れましょう。もちろん、お金はかかりますが必要なものなので買いましょう。

私は、教員採用試験に合格した先輩からもらいました。しかも、複数の先輩に声をかけたので、数冊集まりました。

ぴーちょこ

教員養成系大学のように教員志望者が多い大学だと、伝統的に先輩から過去問題集をもらえる雰囲気があるかもしれません。

過去5年分の出題傾向を分析する

さて、私にとって、過去問を分析したことが合格できたことの一番の要因だと考えています。

教員採用試験は、自治体によって若干差はあるものの、おおむね以下のような筆記試験があります。

  • 一般教養(その名の通り一般知識に関する問題。広範囲すぎるぞ!)
  • 教職教養(教育に関する知識。教育法規、教育史、教育心理など)
  • 専門教養(受験する教科の専門知識を問う。小学校なら小学校全科)

問題集を見てもらえばわかるのですが、覚える量は膨大です。特に、一般教養は無限に広がる宇宙のようなもので、ここまでやれば満足という範囲はありません。

教職教養、専門教養に関しても同様で、覚えなければならないことはたくさんあります。

ということで、私はポイントをしぼって勉強するために、過去5年分の出題傾向を分析しました。

ぴーちょこ

効率よく勉強することで、合格率がグンとアップ!

私は小学校の採用試験を受けたので、小学校全科の分析をしました。過去3年分ではわからなくても、5年分くらい分析すると、出題傾向が見えてきます。

詳しくは昔の話なので覚えていないのですが、過去5年間で一度も出題されていない範囲については、全く勉強しませんでした。逆に、5年連続で出題されているところは、しっかりと勉強をしていきました。

理想は、できるだけ多くの範囲を学習するのですが、勉強する時間は限られています。大学の授業もありますし、生活のためにアルバイトをしている学生もたくさんいるでしょう。

そのために、出題傾向を分析して、優先順位を付けて勉強するのが合格への近道です。

専門教養・教職教養 > 一般教養

次は、採用試験対策の勉強の比重の置き方です。

とりあえず力を入れるのは、専門教養と教職教養です。一般教養は出題範囲が膨大である割に、多くの自治体でそこまで多くの問題が出ないようなので後回しです。

ぴーちょこ

私は一般教養対策をほとんどしていません。

専門教養と教職教養に力を置いて勉強しましょう。

一人で勉強する

筆記試験対策の基本は、「一人で勉強する」です。友達と一緒に勉強した方が、相談しながらできるからいいんじゃないかと思う人、間違っています。

面接や討論の練習なら相手がいないと練習できません。しかし、筆記試験対策の場合は、一人で勉強しましょう。誰かがいても邪魔なだけです。

限られた時間で最も効率よく勉強できるのは、一人でいるときです。

聞くだけセミナーは参加しない

大学で、教員採用試験対策として、問題集を発行しているある出版社主催の授業が行われました。参加費が必要なのですが、私も参加しました。

しかし、そこで思ったこと。

聞くだけの授業なら、一人で勉強した方がマシ!

ということで、初日の1時間目を受けただけで行くのをやめました。だって、参考書に書いてあることを講師が説明するだけですよ!

教員採用試験の筆記問題に出てくる知識のほとんどは、説明されなくても読めばわかるものばかりです。

ぴーちょこ

まあ、要するに暗記することばかりなんだよね。

自分のペースで勉強した方が無駄がありません。ということで、説明をただ聞くようなセミナーには参加しないようにしましょう。

どうしても説明を聞きたいなら、YouTubeの動画を一人で見るのをおススメします。

小論文対策は?

ハッキリ言って、小論文対策はあまりしていません。その理由として、

  • 採用試験における小論文の比重がわからない
  • 文章を書くことが苦手ではない

という2点が挙げられます。

しかし、全くやらなかったわけではないので、あまり対策しなかったなりに取り組んだことを紹介します。

指定文字数を確認する

採用試験を受ける自治体の過去の小論文を調べましょう。指定文字数がわかると思います。

小論文では、指定文字数の8割以上を書くようにと言われます。ですから、その指定文字数の8割をクリアできるように練習しておくとよいでしょう。

時間を計って過去問に取り組む

ただ小論文を書くだけでなく、実際に時間も計りながら制限時間内に書く練習をしましょう。

先ほど触れましたが、基本は指定文字数の8割超えです。しかし、せっかくなので9割以上書くことを目標に練習しておくとよいでしょう。

面接対策は?

面接対策は、面接で聞かれる内容にどんな答えを出すかというよりも、どういう態度で面接に臨めるかが大切だと思っております。

なぜそう思うのかというと、私自身、教員採用試験の面接官を担当したことがあるからです。

面接の動作を確認する(一番はココ)

ということで、面接でまず大切にしてほしいのは、面接の動作です。

面接の流れと言えば、大体以下のような流れが一般的です。(面)は面接官、(受)は受験者です。

(面)「どうぞ。」
(受)ノックした後、両手でドアを開け、「失礼します。」で一礼
(受)最後に入室する人は、両手でドアを閉める。
(受)いすの横に立つ。
(面)「どうぞ、座ってください。」
(受)「失礼します」と言ってから座る。
面接が終わったら…
(面)「それでは、面接を終わります」
(受)起立して「ありがとうございました」で一礼
(受)両手でドアを開け、後ろを振り返り「失礼しました(ありがとうございました)」で一礼
(受)最後に退室する人は、両手でドアを閉める。

ぴーちょこ

中学生の高校受験の面接と同じじゃん!

別に難しいことはありませんが、一回は練習しておきましょう。

明るくはきはき話す練習をする

面接官に好印象を与えるには、明るくはきはきした話し方をする必要があります。

聞き取りにくい声や、声のトーンが低いと、「現場でうまくいくのかな?」と思われてしまいます。

明るくはきはきと話すためには、笑顔をつくるとうまくいきますよ。

定番の質問の答えだけ考えておく

定番の質問については、答えることを考えておきましょう。

  • 教員になりたい理由
  • 教員になってやりたいこと
  • 理想の教師像
  • 他の教員と意見が合わない時はどうするか
  • 今の子どもたちに必要な力とは  など
ぴーちょこ

これも、採用試験対策の書籍を探せばすぐに見つかりますよ。

集団面接がある場合、聞かれることはほとんど定番の質問です。二次試験で個人面接が行われる場合は、もう少し具体的な質問が来るでしょう。

二次試験の面接対策は、一次試験の合格発表を聞いてからで構いません。

面接練習は大学によっては練習機会を設けてくれるので、そこでやるだけでも十分だと思います。

最後に

私の記憶を頼りに思いつくままにまとめてきました。

私が伝えたいことを要約すると、

・筆記試験が重要なので、筆記試験対策に重点を置く。
・出題傾向を分析してから、優先順位をつけて勉強をする。
・一人で勉強する。

努力することはもちろん大切なので、あえてここでは触れていません。

私の場合、授業やバイトがない日だと1日8時間以上、授業やバイトがあっても1日4時間以上は勉強していました。

勉強時間が長ければよいというものではありませんが、きちんと対策をするなら勉強は必須です。

競争倍率が下がっている今日、教員になるのは絶好のチャンスです。一回の採用試験で合格できるようにがんばりましょう!

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この記事を書いた人

元教員。
公立の小中学校で20年間勤務した経験を生かし、今をがんばる先生方を応援するサイトを作っていきます。

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