夏の怪談特集!学校の七不思議について、元教員が切る!

どうも、元公立小中学校教員のぴーちょこです。

夏になると心霊写真や怪奇現象など、怖い話が特集される季節です。私の娘も怖い話に興味があるらしく、学校の七不思議の話をしてきます。7つ目を知ったら殺されてしまうなんてことも言っていました。図書室で借りた本や友達との会話から、いろんな情報を仕入れてきます。

実は私も怖い話は大好きです。30後半から40代の先生方が子どもの頃は、結構なオカルトブームでしたよね?宜保愛子さんなんか、私は大好きでした。夏休みに放送される「あなたの知らない世界」も大好きでした。

学校の七不思議という言葉は、昔から全国どこにでもありました。トイレの花子さん、理科室の人体模型など、定番の話はあまりにも有名です。

しかし!学校だって変わっていくのです。オカルト好きの一人として、元教員として、教員の立場から昔から言われる学校の七不思議について、「もう昔とは違う!」という現状を伝えていきます。(ただ好き勝手に話したいだけですが…。)

ただ、全国的な調査をしているわけでもないので、昔ながらの七不思議が当てはまる学校もあるでしょう。楽な気持ちで読み飛ばしていただけるとありがたいです。オチはありません!

目次

トイレにまつわる怖い話

トイレと言えば、「トイレの花子さん」ですよね。薄暗い学校のトイレ、3つ目のトイレをノックすると、誰もいないはずなのにノックが返ってくる…

というようなお話です。細かな設定はいろいろあると思いますが、大まかな内容はこんな感じです。一般的に考える学校のトイレと言えば、薄暗く閉鎖的な雰囲気をイメージすると思います。

ところが、最近の学校のトイレは、トイレの花子さんを語れません。なぜなら、トイレに怖さを感じないからですどんなトイレかというと、

  • センサーライトでLED電球が自動で点灯!
  • 壁も明るい色調で、流しだって自動水栓の蛇口。
  • 便器は様式でウォシュレット完備&便座もあったか~い。
  • 湿式ではなく乾式の床だから、上履きのままトイレへ入れちゃう。つまり、トイレ専用のスリッパはなし!ジメッとしたあの嫌な感じもな~い!

上の写真はイメージ画像ですが、まあこんな感じで清潔感のあるトイレが、学校でも増えてきました。というわけで、トイレが新しい学校は、全く怖さを感じないのです…。怖さどころか、快適なリラックス空間となっています

音楽室の肖像画の目が動く

音楽室にまつわる七不思議と言えば、肖像画に関するものがありますよね。あなたが子どもの頃、ベートーベンの目が動くなんて噂はありませんでしたか?

ところが、最近の学校はこの七不思議が通用しなくなってきています。なぜかというと、

肖像画がない学校があるから

なぜ、音楽室に肖像画がないのでしょうか。私が勤務してきた学校には、肖像画があった学校もあれば、赴任した時からすでになかった学校、途中で撤去した学校もありました。

なぜ肖像画をなくしてしまったかというと、

古くなってきて飾るにはあまりにもひどい状態だから

傷んでいる肖像画を変えればよいと思うかもしれませんが、どの肖像画も同じように傷んでいます。そりゃそうですよね、同時期に飾っているのですから。だから、肖像画を全部変えようと思うと、結構なお金がかかります。

肖像画のみなら、予算的に許されるかもしれませんが、肖像画を入れる額も同じように傷んでいます。額も含めて購入すれば、簡単に手を出せる金額ではなくなります。

公立の学校は、何かと予算が厳しいので、肖像画を一括購入するなんてことは優先順位としてはかなり下位になります。残念ながら。そうなると、「落下したとき、もしかして子どもに当たるかもしれないから、危険なのでいっそのこと全部撤去してしまおう。」となるわけです。

ぴーちょこ

予算執行について、すぐ「優先順位」という言葉出ます。肖像画が絶対必要かと聞かれると…。苦しいですよね。

また、長年の掲示によって、日に焼けてしまった肖像画もあります。そうした肖像画も見た目が悪いからと撤去の対象になることがあります。

前述の通り、公立学校は予算が厳しい学校が多いので、音楽室に肖像画を新たに用意することは難しいです。ということで、肖像画がないという学校が増えてきている?かもしれません。

「夜中になると、音楽室のベートーベンの目が動くんだ。」「え、音楽室に肖像画なんてあるの?」といった会話で話が終了してしまうことが、全国あちこちであるかもしれません。

歩く二宮金次郎の像

これも音楽室の肖像画と同じです。撤去されてなくなってしまったという学校が増えてきています。ということで、子どもたちに「二宮金次郎の像が動く」と言っても、「だれ?それ?」となってしまうかもしれません。

そもそも、二宮金次郎自体、知らない子が増えてきているような気がします。もっと先の未来では、二宮金次郎の像が存在していること自体が奇跡と言われるようになるかもしれませんね。

ぴーちょこ

金次郎が読んでいる本をスマホに取り替えたら、なんと現代人に!それはながらスマホだからダメ!

夜になると動き出す骨格標本や人体標本

骨格標本や人体標本は、大体の学校にあると思うので、この話は今でも通用しそうです。私が勤務していた学校でも、古くなった骨格標本を新しいものに取り替えました。やはり、教科書で学習するところですから、購入してもらうことができました。

理科室から教室まで運んできて、子どもたちに自由に触らせたことがあります。関節部分を調べてみたり、頭蓋骨の縫合部分を観察したり、多くの子が喜んでくれました。ただ、私のクラスの子の場合に限るかもしれませんが、骨格標本が不気味と感じるよりも、愛着をもってしまいました。

それでも、骨格標本が理科室にある学校は多いと思うので、「あの骨格標本は、夜になると動くらしいぞ。」とまじめな顔で子どもたちに話したら、信じて怖がってくれるかもしれません。

異世界へと続く鏡

これは・・・どうなんでしょうか。確かに学校には、廊下や階段の踊り場に大きな姿見が設置されている学校があります。大きな姿見がある学校では、鏡にまつわる怪談話は現実味があっていいと思います。

トイレにも鏡はありますが、前述の通り、トイレ自体がきれいになってきているので、あまり不気味な感じはありません。

ぴーちょこ

ぴーちょこが若かりし頃ですが、「鏡を割るヤツがいるから、トイレの鏡は全部撤去しているんだ!」という学校がありました。もちろん、荒れていた中学校です…。

4時44分44秒に鏡を見ると、異世界へ連れていかれるという話は、やはり大きな姿見があればこそ、現実味がありますね。

ぴーちょこ

ちょっとズッコケたのは、姿見の隅に「〇〇商店寄贈」と書いてあったこと。現実に引き戻され、怖さ半減(笑)。

その他いろいろ

開かずの扉がある

子どもたちにとって、開かずの扉は、「何か見てはいけないものが隠されている扉」と思うようで、いろいろと想像を掻き立てるのでしょう。確かに開かずの扉はありますが、大体はただの倉庫なので、そのことを子どもたちに伝えると夢を壊してしまいます。ですから、そんなことは言いません。

夜の体育館で、ボールをつく音がする

これは今でも怪談のネタとして使えます。体育館はどこの学校にもありますしね。

学校の怪談系は、夜に学校へ行くことが前提となっています。しかし、暗くなった校舎に入ることはできません。忍び込んだらセンサーが反応して、警備会社が飛んできます。ですから、今の学校では、子どもたちが夜に忍び込んで学校の怪談の噂を確かめるということはできないわけです。

しかし、体育館だけは別です。体育館は、一般開放をするので、社会体育として夜間に団体が利用します。つまり、真っ暗な体育館の中に入ることができるのです。

だから、夜間に体育館を利用している子に、「10時すぎるとヤバいぞ!なんか出るらしいから。」と言うと、怖がって練習に行けなくなるかもしれません。

最後に

学校を舞台にした怖い話は、昔のままでは通用しない部分も出てきています。

それでも、子どもたちは怖い話が大好きなので、ちょっとくらい怖い話ができるといいですね。



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この記事を書いた人

元教員。
公立の小中学校で20年間勤務した経験を生かし、今をがんばる先生方を応援するサイトを作っていきます。

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