何度も言っている気がしますが、教員はストレスが溜まります。しかし!夏休みはゆったりと自分のペースで仕事ができる期間です。暇ではありませんが、ストレスは普段より少なくなりますよね。
そんな夏休みに、しっかりダイエットもしたいものです。
でも、気を付けないと、夏休み中に体重が増加してしまいます。なぜかって?それは給食がないからです。
給食は太るという人がいますが、実際はカロリーが計算しやすく、栄養バランスもすぐれているので、ダイエットプログラムは考えやすいのです。
でも、給食がない夏休み期間中は昼食が乱れて、カロリーを過剰に摂取しがちです。おまけに子どもたちがいないので、運動量も減りがちです。
そこで、この記事では夏休みを太らないように気を付けるだけでなく、さらに体重を落とすにはどうしたらよいかご紹介していきます。
なお、この記事は数年前に私、ぴーちょこが自分で実践した方法です。私は無理なく2kg体重を減らせたので、きっとあなたにもできるはずです。
ダイエットの基本は、無理のない食事制限と運動
当たり前のことですが、ダイエットの基本は、無理のない食事制限と運動です。
「無理のない」ということがポイントで、夏休みに一気に痩せようと思わないことが大切です。無理のない範囲で取り組めば、ダイエットに挫折することが少ないだけでなく、リバウンドもしにくくなります。
ということで、私が実践した方法を具体的に紹介していきます。
夏休みの昼食は、自前の弁当を用意する
腹八分目になる弁当を持っていく
夏休みの勤務は、弁当を持っていくようにしましょう。この時、量は多くなりすぎない、つまり腹八分目程度になる量を持っていくのがポイントです。
どうしてかというと、学校だと少なめでも我慢できるからです。
学校だと周りに同僚がいるから、弁当が足りないからといって、モリモリ間食することはないですよね。だって恥ずかしいもんね…。
大事なことは、お菓子を持っていかないことです。持っていくと、つい口さみしくなり、食べてしまいます。
学校だと、家にいるときと違い、頭が仕事モードになるので、ちょっとぐらい昼食が少なくても我慢できます。厳しい言い方ですが、学校で同僚が周りにいても、お菓子が止まらない人はダイエットできないと思います。逆に、子どもたちがいない分、間食する時間ができるので、体重が増えると思います。
ごはんを少な目、野菜を多めに
弁当を持っていくことの最大のメリットは、自分で食べるものを決められることです。ですから、「脂質と糖質を控えめに」を合言葉に弁当を作りましょう。
- ごはんは少なめにする(玄米や雑穀米にしてもいいね!)
- 野菜を多めに入れる
- タンパク質はできるだけ揚げ物でないものを
私の同僚で、10kg以上のダイエットに成功した先生(女性)の昼食メニューは以下のようでした。
・タッパーに入った山盛りサラダ
・少量のパン
・サラダチキン
・スープ(インスタント)
・ヨーグルト
満足感を得るために、デザートとしてヨーグルトも持ってきていました。日によってメニューは変わりますが、タッパーに入れてくる山盛りサラダは必ずありました。
忙しいときは、冷凍食品やコンビニでもOK
普段は給食を食べているのに、夏休みだけ毎日弁当を用意するのも大変です。
忙しいときは、冷凍食品やコンビニに頼りましょう。「腹八分目の量」「脂質、糖質控え目」が守られればOKです。
食事の準備にストレスをためても仕方がないので、忙しいときは楽をしましょう。冷凍食品やコンビニでもよいという逃げ道を作っておかないと、カロリーの高い外食に逃げてしまいがちです。
あ、もちろんカロリーの低いダイエット食品でもいいですよ。でも「ダイエット食品を食べています!」とあからさまに分かるのもちょっと恥ずかしいですけどね。
夏休みに外食はダメ!
私が現役の頃、夏休みは毎日のように外食をしていた年があります。
ええ、太りましたよ…。はっきり記録を残していたわけではないですが、2kg近くは太ったと思います。
だって、夏休みの昼くらい、毎日おいしいものをいろいろ食べたかったんだもん!
どうして外食がいけないのか、みなさんご存知だと思いますが、一応確認のためにまとめます。
・カロリーが高い
・量が多く、食べ過ぎてしまう(ランチはボリューム満点!)
・おいしいので、外食が癖になる → 負のスパイラルに…
昼食を持っていかないと、「おーい、ぴーちょこくん、お昼食べに行こうか?」と誘われてしまいます。
付き合いも大切ですが、夏休みに太りたくないなら、弁当を持参しましょう。弁当を持ってくる人だと思われれば、外食に誘われなくなります。
付き合いがあるのなら、日程を決めてたまに行くことにしましょう。
汗をかく仕事をする
夏休み中、エアコンの効いた職員室でずっと事務仕事をしていたら、カロリーを消費せずもったいないです。
夏休み中にしかできないような仕事、しかも汗をかいてカロリーも消費できる仕事をしましょう!
教室の環境整備をする
普段は教室の掃除はできても、細かいところの環境整備をやっている余裕はありません。そこで、夏休み中にいろんな作業をやってしまいましょう。
- 児童机やいすの高さ調整、ネジのチェック
- 扇風機やエアコンのフィルター掃除
- 掲示板に画びょうの折れた針が残っていないかチェック
- 床の大きな汚れ落とし
- 窓ふき
- 教師の荷物整理
熱中症にならないように、こまめに水分をとりましょう。
ちょっとした作業でも、時間をかければそれなりにカロリーを消費します。森永製菓株式会社のサイトの消費カロリー一覧表がわかりやすいです。
教室の環境整備をすることで、教室はきれいになるし、カロリーは消費できるし、一石二鳥です。
校務分掌に関する作業をする
自分に割り振られている校務分掌に関する作業を行うのもいいですね。
- 備品のチェックをする
- 備品の修理・補修をする
- 特別教室の整理(理科準備室の整とんなど)
夏休みに備品チェックを頼まれる学校も多いと思います。暑いけど丁寧に取り組めば、その分カロリーも消費しますよ!
草取りをする
夏休みの間、草はどんどん伸びていきます。草取りでも草刈りでもどちらでもいいので、取り組みましょう。
もし、一斉で除草作業を行う予定があるのなら、除草作業の範囲に入っていないところの草を取りましょう。
熱中症対策をしっかりしておく必要がありますが、しっかり汗をかくことができる活動です。
まとめ
夏休みのダイエットを成功させるには、
①量を少なめにした自前の弁当
を軸に
②汗をかく活動
をすることがポイントです。
特に、昼食は大切です。外食が続いて太ってしまった!ということがないように気を付けましょう。
夏休みは普段と違って、「給食がないことによる昼食の乱れ」、「子どもが来ないことによる活動量の減少」により、気を付けないと太ってしまいます。
太らないことに気を付けつつ、しっかりと体重も落として9月を迎えましょう!