今まで出会ってきた多くの先生たち。
「ダイエットしなきゃ」「炭水化物は食べないの」「どうやったらやせるの?」などなど、どの職場でも必ずダイエットの話題は出てきますよね?
そんな中、私が出会った先生の中で、10kg以上のダイエットに成功した先生が2人います。
いったいどんなダイエット方法だと知りたくなりませんか?
この記事では、10kg以上のダイエットに成功した先生2人の話を紹介します。
結果から言いますと、「やはり特別なことはしていない」ということがわかりました。
こんにゃくで10kg以上ダイエットしたA先生
- 40代前半の男の先生(当時)
- 身長は178cm程度
- おなかがすいたら、こんにゃくを食べる
- 飲み会の頻度は少ない
A先生に出会ったときは、すでにダイエットが成功した後でした。見た目は、以前太っていたとは思えないようなスラッとした体型でした。
A先生のダイエット方法ですが、一言で言えば「こんにゃくダイエット」です。
なんと、1年で10kg以上体重が落ちたのだそうです。もちろん、身長が高いので、落とせる体重は小柄な人より多いでしょうが、それでもすごいですよね。
A先生はお腹がすいたら、こんにゃくを食べていたと言っていました。詳しくはどんな食べ方をしていたのか、周りの先生たちは知りたがります。
ある飲み会の場で、A先生がいろいろと教えてくれました。その食べ方とは、
- 3食をきちんと食べる。量は気持ち少なめで。
- 給食は通常の量を食べる。特に減らさない。
- 夕食後に空腹を感じたら、こんにゃくを食べる。
え~、たったそれだけ?と私を含め、周りの先生たちは驚きました。しかしA先生が言うには、
間食って、カロリー計算すると結構食べているんだよ
ということでした。
しかし、たったそれだけで10kg以上のダイエットは難しいでしょ!と思ったので、それ以外の理由もあるのではないかと思い、A先生の生活環境をいろいろ聞いてみました。
- 運動はしていたのですか?
-
週末は、家族で公園を散歩することが多かったけど、平日は、特に運動をしていないよ。大体、平日に運動するのって、教員には難しいでしょ。
- お腹すいたら、コンビニとかで買い食いとかしませんでしたか?
-
奥さんが専業主婦のため、僕はお小遣い制。使う余裕はあまりなく、職場と自宅の往復が当たり前だったから、コンビニで買い食いはほとんどしなかったなあ。お小遣いが増えたら、いろいろ買っちゃったかも。
- そもそも、ダイエットしようと思ったきっかけは何ですか?
-
前の職場で数年の内に一気に太っちゃったから、「次の転勤までに元の自分に戻す!」というのがモチベーションになっていたなあ。
うーん、やっぱりモチベーションを保って、無理せずコツコツとダイエットに励んでいたんだなあ。1か月に1kgでも、1年で12kgのダイエットになるもんなあ。
「自分へのご褒美」を作ることで、10kg以上のダイエットに成功したB先生
- 30代後半の女の先生(当時)
- 身長は150cm程度
- 基本は糖質を減らし、野菜を多めにとる食事
- 「自分へのご褒美」をモチベーションに、日々ダイエットに励む
B先生を一言で表すと、「ストイック」ですかね。
ダイエットへのモチベーションが高く、自分に合わせたダイエット方法を考え、妥協することなくしっかり実践しています。(現在も継続中)
ダイエット方法自体は、よく目にする「糖質制限」をベースにしています。
しかし、何といっても「自分へのご褒美」をモチベーションにしているところが特徴的です。
確かに、ダイエットに成功したら、「自分へのご褒美」を決めてモチベーションが下がらないようにしている人は、結構多いと思います。
ブランドバッグを買う、エステに行く、旅行に行く…など人によって、自分への褒美は様々ですよね。
B先生の自分への褒美は、なんと「大好きな甘いものを食べる」というものです。
そんなの別に珍しくないよ、と思われるかもしれません。そうです。珍しくありません。実際に、同じ職場でも「しばらくダイエットしていたし、甘いもの食べたいから今日は食べちゃお!」と言っている若い先生がいました。
しかし、B先生は違います。甘いものを食べるときは、好きなだけ食べるのだそうです。ケーキバイキングが大好きだそうで、そのために日々、ストイックな食生活を送っています。
- 給食がない出勤日は、必ず自分で弁当を持参。外食はしない。
- 職場でお菓子が配られても、自分の「食べてよいリスト」に入っていないお菓子は食べない。
- 給食は、子どもへの指導上、通常通り食べる。
- お酒は大好き。普段は飲まないが、飲み会はものすごい量を飲む。
持ってきた弁当を見せてもらったところ、タッパーに大量のサラダ、小さなパン、サラダチキンが入っていました。
B先生は、間食自体は好きで、いろいろ食べています。ただ、やはり太らないように気を付けたものを食べています。
チョコレートであれば、カカオ含有率70%以上のものを食べています。他には、するめを食べていることもありました。
もちろん、食べる量はごくわずかです。
私から見れば、普段から自分の食生活を厳しく制限しているストイックな先生に見えますが、本人はそう感じていないようです。もう何年も続けている生活なので、ダイエットしているという意識はあるそうですが、苦にはなっていないそうです。
やはり、A先生と同じく、自分にとって無理だと感じないような方法を続けていくのが大切なんですね。
最後に。B先生と以前同じ職場で働いていた先生が、B先生を見ていった一言。
B先生、小さくなってる!
「やせた」ではなく、「小さくなった」というところから、ものすごく外見が変わったことがうかがえました。
全身から肉が落ちていくと、そう感じるのかもしれませんね。