【新任教員向け】子どもたちへの最初のあいさつで、心をつかめ!

今回は、新任教員向け、しかも最初の赴任校で子どもたちにあいさつすることを想定した記事です。

つまり、採用試験に合格して、4月からは教員となる人に読んでほしい記事です。

ぴーちょこ

新任教員だけでなく、勤務先が変わった先生の参考にもなりますよ。

子どもたちへの最初のあいさつといえば、ズバリ「始業式でのあいさつ」です。

元教員のぴーちょこが、自分自身の経験と、これまで見てきた新任教員のあいさつを振り返りながら、「こんなあいさつがいいよ!」というアドバイスをしていきます。

目次

子どもたちへの最初のあいさつは重要

まず最初に。あいさつだけでなく、話すことそのものが教師の仕事と言っても過言ではありません。

そのため、話し方を上達させていくことは、教師にとって永遠の勉強です。これから教師として頑張っていく人は、そのことを忘れず、教師という職業だけにとらわれることなく、話が上手な人を参考にしていくべきです。

さて、子どもたちへの最初のあいさつにもどりますが、とても重要です。とにかく重要です。

子どもたちへの最初のあいさつが上手にできると、その後の子どもたちの接し方が変わります。

具体的には、以下のような反応があると成功といってよいと思います。

・自分が担任する学級以外の子が話しかけに来る。
・多くの子が自分の名前をおぼえている。

・自分が話した内容について質問を受ける。

もし同じ学校に自分以外にも新任教員がいて、ものすごく印象的なよいあいさつをしたとしましょう。そして、自分が何の準備もせず、おもしろくないあいさつをしたとしたら、その後の子どもたちの接し方は、その日から目に見えて違ってくるでしょう。

ぴーちょこ

脅しでも何でもありません。子どもたちは正直なので、心に残った先生にまずは興味をもちますよ。

ただ、忘れてはいけないことがあります。

それは、「目立てばよいというわけではない」ことです。つまり、何でもありではありません。

最初のあいさつの目的は、「初めて出会う子どもたちに、自分を印象付けることと同時に、自分に期待してもらうことです。ここでいう、「自分に期待してもらう」とは、「この先生と一緒に勉強したり運動したりするのが楽しみだなあ」と思わせることです。

だから、悪ふざけをしてよいということにはならないのです。「この先生、何だか楽しみだな」と興味をもってもらえれば、後は子どもたちとの会話は、自然と広がっていくと思います。

まずは、あいさつの内容を書き出してみる

自分の名前を印象づける

新しく出会う子どもたちに、まずは自分の名前を覚えてもらわなければいけません。

自分の名字が、佐藤や鈴木などのように世の中に多い名字であれば、下の名前の方にインパクトを与えて覚えてもらうとよいでしょう。特に、同じ学校に同じ名字の先生がいる場合、必然的に下の名前で覚えてもらうことになります。

名前を印象付ける一つの例を紹介します。

私の名前は、「鈴木 花子」と言います。この学校には他にも鈴木先生がいるので、「花子先生」と呼んでください。みなさん、「花より団子」ということわざをしっていますか?私は、花子という名前ですが、花より団子の方が好きです。つまり、食いしん坊の先生です。きっと、みなさんよりたくさん給食を食べると思います。花より団子の食いしん坊の花子先生と覚えてください。

逆に、珍しい名字の先生は、しっかり覚えてもらうことが大切です。そのために、覚えてもらうための工夫を伝えるのがよいでしょう。

私の名前は、「五十嵐 五郎」です。「いがらし」という名字ですが、漢字の五と十と嵐で「五十嵐」と書きます。五十個の嵐と聞くと、何かこわそうな先生だと思うかもしれませんが、私は嵐のように激しい性格ではありません。むしろ、名前の「五郎」のように、家でゴロゴロするのが好きなのんびり屋です。ゴロゴロするのが大すきな、五十嵐五郎先生と覚えてください。

ぴーちょこ

小学生相手なら、笑ってもらえるかもしれません。しかし、中学生相手にやりすぎは禁物です。思春期の子どもたちは、冷めた目でみるかもしれません(笑)。

他の先生に埋もれないインパクトある内容を入れる

自己紹介では、他の人の自己紹介に埋もれてしまわないように、インパクトのある内容を入れましょう。

具体的には、趣味や特技です。

特に、中学校の先生になる人は、部活の話をすると、同じ部活動の生徒が興味をもってくれます。(校長先生が部活の顧問を発表する前に、自分から担当する部活をばらさないように注意!)

また、中学生に人気のアニメやアーティストを自分も好きであれば、そのことを話題にしても食いついてくるでしょう。

もし、人に言えるような趣味も特技もない、という人は自分の特徴を話題にしてもよいかもしれません。

例えば、身長が190cmを超えるような長身の先生であれば、「高いところの荷物をとってほしいときは、まずは私を読んでくださいね。」」といったように話すといいかと思います。

大切なことは、子どもたちの心に残るインパクトのある話をすることです。

勤務校への印象を入れる

初勤務は4月1日から始まりますが、子どもたちに初めて会うのはそれから数日後です。最初のあいさつで、学校への印象を話に入れるといいですね。

転勤してきた先生だと、あいさつをする直前に見た子どもたちの様子を話す先生がいるかもしれませんが、新任の先生には難しいかもしれません。

ということで、学校の印象を話題にするのがよいでしょう。子どもたちにとってはいつも生活している学校です。「校舎の作りがおもしろい」「花壇がきれい」など、とりとめのない話が子どもたちにとっては新鮮に感じられるかもしれません。

学校のことを話題にする際、必ず学校を褒めるようにしましょう。自分の学校を褒められて嫌な気持ちになる子どもはいません。すてきな環境で毎日過ごしていることを意識させた方が、教育上よい効果を与えます。

あわせて、「学校のことでわからないことがたくさんあるので、困っていたら教えてくださいね。」と子どもたちにお願いするのもよくある話し方です。

笑いが起こる工夫をする

堅苦しい話を4月当初から子どもたちが聞きたいと思いますか?

教師にとって初めて出会う子どもたちですが、子どもたちにとっても初めてあう先生です。どんな先生かものすごく楽しみにしています。

子どもたちはどんな先生を楽しみにしていると思いますか?もちろん、フレンドリーで接しやすい先生を求めている子がほとんどです。

そんな中、最初から最後まで笑いの起きないあいさつでは、おもしろくありません。笑いが起きるような話を考えましょう!

ただし、わざわざ笑いをとる話を考える必要はありません。先に述べてきた、自分の名前の紹介やインパクトのある話をする時に笑いが起こるような話の組み立てを考えましょう。

ぴーちょこ

話がスベルことを恐れてはいけません!これから数限りなく話がスベルことを経験するはずですから(笑)。でも、絶対スベルだろうとわかっている話はやめましょう。

あいさつの練習を何回もやっておく

話の内容を考えたら、実際にあいさつの練習をすることが大切です。本番をイメージして練習しておけば、当日の緊張も少しは和らぐと思います。

ぴーちょこ

教師としての経験を積んでいけば、頭の中でイメトレをするだけで済むようになります。しかし、最初はしっかりと練習をしておきましょう。

メラビアンの法則を意識する

メラビアンの法則を知っていますか?話し手が聞き手に与える影響を数値化したものです。

情報を得るところ情報が与える影響
言語情報(Verbal)7%
聴覚情報(Vocal)38%
視覚情報(Visual)55%
https://www.kaonavi.jp/dictionary/melabians-law/ 「 カオナビ」より引用

詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。

人の印象は視覚からが55%覚からが38%で、言語からは何と7%しかありません。

つまり、あなたという先生の印象は、話しているあなたの姿と聞こえる声で93%決まってしまうのです。

ぴーちょこ

じゃあ、話の内容をがんばって考えても意味ないじゃん。言語から7%だし…。と思ってはいけない!

視覚と聴覚が与える影響が大きいからこそ、考えた話の内容をきちんと伝えるために、あいさつの練習に取り組んでおく必要があるのです。

しっかり話の内容を考えたなら、あと一息です。がんばりましょう!

ぴーちょこ

教育実習でいろいろ経験したことを思い出しましょう。子どもを引き付ける話し方や、話の上手だった先生の特徴は何でしたか?

先輩の先生に見てもらう

自分のあいさつがよいかどうかわからない場合、先輩の先生に見てもらうというのも一つの方法です。

私ぴーちょこは、実際に先輩の先生二人に見てもらいました。当然、最初はダメ出しされました。理由は、「表情が硬い」ということでした。でも、実際に一度人前でやったことで、始業式に子どもたちの前で話すときは、あまり緊張せずにあいさつができました。

この時、二人の先輩の先生は、実際に手本を見せてくれました。お二人とも、「子どもの笑いを誘う話」でした。さすがだなあと思ったことを今でもおぼえています。

もし、先輩の先生に見てもらうのが難しかったり、恥ずかしくて頼めないという場合は、録画して自分で見るのもよいでしょう。

ぴーちょこ

表情の硬さは自分ではよくわかりません。録画すると客観的にわかっていいですよ。

子どもたちへの最初のあいさつをしっかり決めて、スムーズな一年のスタートを切れることを願っています。

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この記事を書いた人

元教員。
公立の小中学校で20年間勤務した経験を生かし、今をがんばる先生方を応援するサイトを作っていきます。

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